お酒を「やめる」じゃなくて、「お茶に替える」という生き方
お酒との付き合い方2.0
みなさんは「ソバーキュリアス」という言葉を聞いたことがありますか?
最近、海外のZ世代を中心に広まっているトレンドで、お酒が飲めるけれど、あえて飲まないという選択をする生き方のことです。
「お酒が飲めるのに、どうして飲まないの?」という世間の考え方に対し、健康や美容のためにポジティブにお酒を飲まないという選択をしよう、という考え方として広まりました。
わたしも昨年、体調を崩したことをきっかけに、健康を意識するようになりました。ダイエットをしたかったこともあり、思い切ってお酒を飲まない生活を始めました。お酒は嫌いではありませんでしたが、「飲まない」という選択肢もあるんだと考えるようになってから、とても気持ちが楽になりました。これはソバーキュリアスの考え方に近いのかもしれません。
お酒からお茶へのアップデート
ちょうどその頃はお茶に興味を持ち始めた時期でもあり、「もしかしたら、お酒のかわりにはお茶が最適なのではないか?」と思うようになりました。
お茶の中には、カクテルやワインのように見た目が美しく、香りや味わいを楽しめるものがあります。たとえば、中国には「調飲師」と呼ばれる職業があり、アルコールは一切使わずカクテルバーのバーテンダーのように、フルーツやミルクを使い、お茶をブレンドしておしゃれなカクテルティーを「調茶」する専門家がいます。また、日本でも「ボトリングティー」といって、高級なワインのようにボトルに詰められたお茶が登場しています。
お酒を飲む場所や雰囲気を楽しむのと同じように、お茶も種類や飲み方を変えることで、様々な楽しみ方を見つけることができます。
お酒を「やめる」と考えると少し頑張っているように感じるかもしれませんが、「お酒をお茶に置き換える」と考えてみるのはどうでしょうか?きっと新しい発見や楽しみが見つかるはずです。
もしよかったら、あなたも今日からお茶のある生活を始めてみませんか?